キンモクセイ
雨の日のキンモクセイって、ほんとに香る範囲を拡張させてくるというか、近いと思ったら案外遠いところに咲いていたりする。
さらには、咲いてたのに風で、咲いたまま散ってしまったとき、そのあたりはキンモクセイの香りでいっぱいになる。
台風が夜のうちにすぎて、朝、一面のキンモクセイの香りだった。下の階のひとが、植木鉢で育てているんだ。
バスからみえた、キンモクセイの木の下には、たくさんの花が咲いたまま落ちていて、いまにも香ってきそうで、やわらかそうだった。きっと、吹いた風でまた舞って、誰かに香りを届けにいくね。
久しぶりに透明水彩を使って絵をかいた。マスキング使うのはもっと久しぶり。消しゴムよりピンセットのほうがインクをとりやすいね。届け届け。
おいしい食パンを食べて、彼女のことを思い出したら、ちょうど連絡がきてびっくりした。こんど会うなら、誕生日プレゼントを買ってかなきゃな。
会社いきたくないなー。働きたくない。パソコン仕事いやだ。