絵を買った。生きていて、はじめて、お金を出して絵を買った。工房のグループ展。銅版画。きみが、楽しくかいたんだろうなあって、想像のつく絵だった。シーラカンス。余白の液体のなかを、はなびらのようなひれたちで、ゆらりと通り過ぎる。余白がこわくて…
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