雨がひさしぶりに降った。


田舎に降る雨は、ほんとうに恵みのようで、土から蒸気が立ちのぼる。音も、しとしと、静かで、その音だけで。

雨が降ると、雨だけじゃなくて、土とか、植物とか、温度とか、そういうものの気配を感じるね。不思議。


都会だと、そういうのがなくて、ただただ雨がいやだなあと思ってしまう。かなしいことだ。

こんなにも雨はやさしいのに。


傘をさして、おさんぽをしたい。あまいものを買いにいくの。家でお湯を沸かして、紅茶をいれて、お気に入りの食器をだす。

音楽はかけない。だってこんなにも、世界は、音で、あふれてるんだもの。


雨音は、さびしげであり、あたたかでもあるね。


薬がきれると、とたんにふらふらしはじめる。16:30に、気をつけて私。

疲れてしまって、更衣室でしばらく休んでしまった。元気になりたいなあ。